環境スペースが選ばれる理由

環境スペースの考え方

各分野の技術者が集結

環境計量士・一級建築士・公害防止管理責任者・空間プロデューサーなど、様々な技術者を擁し、お客様の理想の空間づくりをワンストップでお手伝いします。当社顧問である建築学の専門家や、音楽教室の設計を長年手掛けてきた音響学の研究者が現場の指導にあたり、音のプロとして日々研究・議論を重ねています。

アナログ音源時代からのノウハウ

当社代表はコンピュータを使わないアナログ音源の時代、大手施工会社でレコード会社のスタジオを数多く手掛けました。わずかな騒音も許されない、そして極限まで音響にこだわる当時のスタジオづくりのノウハウや人脈が、今日の環境スペースの技術力の礎(いしづえ)となっています。

目に見えない音を数値で“見える化”

壁だけに防音工事をしたり、簡易的な防音ボックスを使ったりしても、結局は音が止まらず、不満が残っているという話をよく聞きます。環境スペースでは空間の遮音や騒音、音響を部屋全体で捉えたうえで、環境に応じて「遮音性性能測定」「床衝撃音測定」「騒音測定」などの調査・測量によって音を数値化。施工後も測定し、性能を満たしているかどうか確認します。

商業施設の設計で培ったデザイン性

遮音だけの防音室やありきたりのスタジオでお客様が満足されていたのは昔の話です。お客様やそこに集う人々の創造力が沸き起こる空間、快適に過ごせる空間にしていただくために─ 音や臭いといった機能面に加え、デザイン面にも妥協することなく、ニーズにあったデザインをご提供します。ぜひ過去の施工事例もご参照ください。

最適な防音工事をご提案

遮音・防振構造概念図

外部へ漏れる音や振動を減らすには、床の「防振構造」、壁・天井の「遮音構造」をつくるための「浮遊音層」が必要になります。特に集合住宅などの場合は、かすかに聞こえるだけでも苦情になることもあり、十分な対策が必要です。
環境スペースでは、丸ごと一部屋を防音室にする施工法をとっています。他社によくあるパネル組立式のボックス型と比べると、広さや間取り・部屋の形状にとらわれず、また防音性能にすぐれた空間をご提案できる点が特徴です。
また、快適な室内環境をつくりだすには「外部からの騒音や設備騒音(空調や排水)が少なく、部屋が静かなこと」も必要です。「防音は完璧なのにエアコンの音がうるさい」「閑静な住宅街だが車のドアの開閉音が響いて耳につく」など、意外な音が侵入してくることもあり、測定やシミュレーションにも事前の現地調査は重要です建物内の構造や周辺の現地調査も事前に実施します。

防音体験ルームのご案内

防音室を検討されている方は、ぜひ本社ショールームの「防音体験ルーム」をご利用ください。実際にピアノを弾いたり、楽器を持ち込んだりして、防音性能、音の響き、内装デザインなどをご体感いただけます。

防音体験ルーム

高音質で快適な“響き”を追求

遮音・防振構造概念図

“響き”は音楽に豊かさやあたたかさを与えるものですが、響きすぎると演奏の妨げになり、逆に響きが少なくても音に違和感が生じてしまいます。最適な残響時間は音楽のジャンルによって異なりますが、小さい空間は波長の影響を大きく受けるため、空間の容積に合わせた計算も必要とし、これは環境スペースの得意とするところでもあります。また、多目的利用する空間の場合、お客様ご自身でお好みの響きに調整していただくこともできる吊下げ式音響調整パネル「KSApanel」もご用意しています。
快適な音響空間をつくるには、音質を悪くする「反射音」をなくすことも必要です。平行する大きな反射面がある場合は、部屋の形状を変えて拡散させたり、内装仕上げを吸音構造にしたり、吸音パネルを取り付けるなど、ご要望の空間に合わせて対策を行います。